アウディ『Q3』新型が今夏デビューへ、2025年の新車計画を発表

アウディが年次メディアカンファレンスにおいて2025年の新車計画を発表。写真はアウディ Q3現行モデル
アウディが年次メディアカンファレンスにおいて2025年の新車計画を発表。写真はアウディ Q3現行モデル全 4 枚

アウディは18日、ドイツで開催した年次メディアカンファレンスにおいて、2025年の新車計画を発表した。

アウディの主力モデル

アウディは、2025年末までに新しい電動モデルと内燃エンジン車、プラグインハイブリッド車(PHEV)を市場に投入する計画だ。特に、『A6』シリーズの更新が予定されており、『A6アバント』の新型がすでに発表された。さらに、新型『A5』のプラグインハイブリッド版も3月25日に発表される予定だ。また、主力SUVの『Q3』の新型が今夏デビューすることも明らかになった。

中国と米国市場においても、2025年に向けて新モデルの展開を進める。中国では、第一汽車(FAW)と上海汽車(SAIC)との合弁事業を通じて電動車市場の成長に対応する。北米では、2025年末までに10の新モデルを投入し、地域の顧客ニーズに応えるためのローカライゼーションを検討している。

アウディのゲルノート・デールナーCEOは、「アウディでは新たな始まりの兆しが見えている。未来に向けた合意により、再編成の基盤を築いた」と述べた。また、ドイツのインゴルシュタットとネッカーズルムの拠点に8億ユーロを投資し、電動モビリティへの移行に備える、とした。

アウディの最高財務責任者、ユルゲン・リッタースベルガーCFOは、「効率と競争力をさらに高めるために、会社の変革を体系的に推進している」と述べ、アウディが地政学的および経済的な緊張の中で堅実な財務基盤を維持していることを強調している。

《森脇稔》

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