ニュル最速のコンパクトカー、アウディ『RS 3』改良新型、米国はセダンのみに

アウディ RS3 改良新型(米国仕様)
アウディ RS3 改良新型(米国仕様)全 5 枚

アウディ・オブ・アメリカは、改良新型『RS 3』の価格と仕様を発表した。米国は5ドアハッチバックの「スポーツバック」は用意されず、4ドアセダンのみとなる。

アウディ『RS 3』改良新型

改良新型RS 3の米国価格は6万3400ドル(約948万円)からとなる。内外装のビジュアル強化、標準装備の充実、そしてパフォーマンスの向上が目玉だ。最新のRS 3は、ニュルブルクリンク北コースでコンパクト車クラスの新記録となる7分33秒123をマークし、2021年の記録を7秒以上更新。そのパフォーマンスと高級感の融合を体験できる一台となっている。

アウディの伝説的な5気筒エンジンを搭載し、394hpのパワーと369lb-ft(500Nm)のトルクを発生。0~96km/h加速は3.6秒で到達する。ダイナミックプラスパッケージを装備すると、最高速度が180mph(標準の155mphから25mph向上)まで引き上げられる。

アウディ RS3 改良新型(米国仕様)アウディ RS3 改良新型(米国仕様)

革新的なRSトルクスプリッターは、後輪間で能動的かつ完全可変のトルクベクタリングを可能にする。このシステムは、各ドライブシャフトに電子制御式マルチディスククラッチを使用し、各クラッチに独自の電子制御ユニットを備えている。

また、ダイナミックシャシーコントロール(DCC)付きRSスポーツサスペンションプラスも、RS 3の走行ダイナミクスに貢献している。このシステムは、様々な路面状況や走行状況、選択されたアウディドライブモードに基づいて、継続的かつ個別に調整される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る