横浜ゴム、国内市販用タイヤ価格を5~8%値上げへ…6月から

横浜ゴムは、国内市販用タイヤの価格を5~8%値上げすると発表した。原材料価格の高騰や物流費、人件費の上昇を受けての決定だ。

値上げの対象となるのは、夏用、冬用、オールシーズンタイヤの全品種に加え、チューブとフラップも含まれる。実施時期は2段階に分かれており、夏用タイヤ、チューブ、フラップは2025年6月1日から、冬用タイヤとオールシーズンタイヤは同年9月1日からとなる。

横浜ゴムによると、近年タイヤの原材料価格が高水準で推移し続けており、物流費や人件費も上昇傾向にあるという。同社は生産性向上や物流効率化などのコスト削減に努めてきたが、企業努力のみでは全てを吸収することが困難と判断し、今回の価格改定に踏み切った。

自動車業界では原材料価格の高騰が続いており、タイヤメーカー各社も対応を迫られている。横浜ゴムの今回の決定は、業界全体の動向を反映したものといえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  2. ワゴンは“古くて新しい”…今、面白い車とは?
  3. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  4. BMW『3シリーズ』50周年記念モデルを初公開、世界限定2500台…上海モーターショー2025
  5. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る