ディスプレイ表面から音が出る! コンチネンタルが自動車業界初の技術

コンチネンタルの車載ディスプレイとスピーカー機能を一体化させた「Ac2ated Sound」技術
コンチネンタルの車載ディスプレイとスピーカー機能を一体化させた「Ac2ated Sound」技術全 1 枚

コンチネンタルは、自動車業界初となる車載ディスプレイとスピーカー機能を一体化させた「Ac2ated Sound」技術を発表した(3月26日)。この革新的な技術は、ディスプレイ表面そのものを音響板として利用することで、全く新しいユーザー体験を提供する。

Ac2ated Sound技術は、ディスプレイの背面に設置された小型のアクチュエーターを使用して、ガラス表面に可聴振動を発生させる。これにより、従来のスピーカーを必要とせずに、画面から直接音声や音響フィードバックを出力することが可能となる。

人間には音源の位置を正確に特定する能力があり、この技術はその特性を活かしている。音が画面から直接発生することで、ユーザーの視線を自然に関連する表示に誘導し、必要な情報に注意を向けさせることができる。

この技術の利点は多岐にわたる。従来のスピーカーシステムと比較して、最大90%の省スペース化と40kgの軽量化を実現。さらに、ドアトリムやヘッドレスト、Aピラー、ルーフライニングなど、車内の様々な平面部分に統合することが可能だ。

《森脇稔》

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