個性派クラシックなスクランブラー、ロイヤルエンフィールド『ベア650』が関東デビュー…東京モーターサイクルショー2025

ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)
ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)全 28 枚

クラシカルなスタイリングと現代のテクノロジーを融合させたバイクづくりが特徴のロイヤルエンフィールドは、「大阪モーターサイクルショー2025」で新型スクランブラー『ベア650』を日本初公開。28日に開幕した「東京モーターサイクルショー2025」で関東デビューを果たした。

ベア650は、1960年代のカリフォルニアで開催された「ビッグ・ベア・ラン」での伝説的勝利からインスピレーションを得たモデルで、当時16歳で最年少チャンピオンとなったエディ・モルダーの「現実を超越し、大胆不敵に、結果を恐れず、直感を信じる」精神を体現したマシンだ。

ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)

ロイヤルエンフィールドの『INT650』をベースとしており、650cc並列2気筒エンジンは最高出力47bhp(34.6kW)/7,250rpm・最大トルク56.5Nm/5150rpmを発揮する。左右2本出しメガホンタイプマフラーのINT650とは対照的に、ベア650では革新的な2-1エグゾーストシステムを採用。トルクを向上させ、より広いパワーバンドを提供する一方、コンパクトなシングルサイレンサーは重量を軽減し、ベア650の個性的なスタイリングにも寄与している。

外観は、レトロな雰囲気の分厚いタイヤ、四角いトレッドブロック、スクランブラーシート、リアループ、競技用ゼッケンボードなど、スクランブラー本来のDNAを伝える要素が随所に散りばめられている。カラーリングは60年代カリフォルニアの活気あふれるカルチャーから生まれた「ボードウォーク・ホワイト」、「ペトロール・グリーン」、「ワイルド・ハニー」、「ゴールデン・シャドー」、そしてエディ・モルダーの象徴的なレース勝利番号に敬意を表した特別カラーエディション「トゥー・フォー・ナイン」の5種類が用意される。

ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)

シャーシは改良され、フロントには130mmトラベルのショーワ製USDビッグピストンフォーク、リアには115mmトラベルのショーワ製ツインチューブRSUを採用。184mmの最低地上高と、フロント19インチ、リア17インチのデュアルパーパスタイヤの組み合わせにより、本格的なスクランブラーの外観と軽度のオフロード走行能力を備えている。

最新装備として、トリッパーダッシュと呼ばれる新しいTFTディスプレイを搭載。シンプルなユーザーインターフェースと操作性を備え、移動中でも簡単に情報を確認できる。

ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)ロイヤルエンフィールド ベア650(東京モーターサイクルショー2025)

ベア650は4月以降の発売予定で、価格は99万円(税込)からとなっている。

《レスポンス編集部》

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