ジープ『アベンジャー』、48Vハイブリッドの「4xe」生産開始

ジープ・アベンジャー4xe ザ・ノース・フェイス・エディション
ジープ・アベンジャー4xe ザ・ノース・フェイス・エディション全 5 枚

ジープは、『アベンジャー4xe』の生産を、ステランティスのポーランド・ティヒ工場で開始。第1号車として、ノースフェイスとのコラボレーションによる限定モデル「ザ・ノースフェイス エディション」がラインオフした。この特別仕様車は、ヨーロッパ最高峰モンブランの標高にちなんで4806台限定で製造される。

『アベンジャー』は2023年1月からティヒ工場で生産が始まり、欧州市場向けのBセグメントSUVとして注目を集めている。「2023年欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど高い評価を得ており、発売以来16万台以上の受注を記録している。

新たに生産を開始した「4xe」モデルは、1.2リットルターボエンジンと前後の電気モーターを組み合わせた48Vハイブリッドシステムを採用する。最高出力145hp、最高速度194km/hの性能を持ち、0-100km/h加速は9.5秒で達成する。

ジープ・アベンジャー4xe ザ・ノース・フェイス・エディションジープ・アベンジャー4xe ザ・ノース・フェイス・エディション

オフロード性能も向上しており、アプローチアングル22度、ブレイクオーバーアングル21度、デパーチャーアングル35度を実現した。最低地上高も210mmに引き上げられ、400mmの渡河性能を持つ。

ティヒ工場は、アベンジャーの世界唯一の生産拠点として、最新のBセグメントSUV生産に向けた設備更新を行った。現在2600人の従業員を抱え、昨年は22万4017台の車両を生産している。

《森脇稔》

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