「日産はスポーツカーを復活させる!」エスピノーサ新社長

日産300ZX(北米向け)
日産300ZX(北米向け)全 6 枚

「日産はスポーツカーを復活させる!」。4月1日付で日産自動車の社長に就任したイヴァン・エスピノーサ氏は、新型車投入計画(3月26日発表)の説明会でそう語った。

日産のホームページの「ラインアップ」から「スポーツ&スペシャリティ」を見ると、掲載されているのは『GT-R』と『フェアレディZ』の2車種だけだ。しかもGT-Rは2025年でモデルライフが終了することが決まっている。すでに『スカイラインクーペ』もドロップアウトし、残るはZだけになる。

社長になる前はチーフプランニングオフィサーを務めていたエスピノーサ氏は、新型車投入計画のプレゼンテーションで、「スポーツカーは日産のDNA、復活させるのは使命だ。利益を求めるのではない。ブランドそのものなのだ」と語った。新型スポーツカーの具体的な投入計画については言及しなかったが、スポーツカーが復活するとして、そのイメージを「手頃な価格で入手でき、毎日乗れる車」と述べた。

メキシコ出身のエスピノーサ社長が子どもの頃から日産に抱いていた印象は「手頃な価格でありながら信頼性に優れた車のメーカー」というものだった。そこに「300ZX」が登場して、「日産はこんな車もできるんだ!」と驚いたという。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】スライドドアになったムーヴは、軽のスタンダードになれるのか?…岩貞るみこ
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る