東陽テクニカ、二次電池診断技術を取得…EV中古市場などで活用へ

矩形波インピーダンス法を用いた電池劣化診断・寿命予測ビジネスのイメージ
矩形波インピーダンス法を用いた電池劣化診断・寿命予測ビジネスのイメージ全 1 枚

東陽テクニカは、二次電池の劣化診断・寿命予測に関する技術資産をベンチャー企業のEC SENSINGから取得した。この技術を活用し、2026年にはパック電池の劣化診断ソリューションの事業展開開始を目指す。

EC SENSINGが独自に開発した矩形波インピーダンス法は、二次電池の現状把握に加え、寿命予測や突発不良予知が可能。測定時間の短縮やコスト低減も期待されている。東陽テクニカは今後、この技術を組み込んだハードウェアおよびソフトウェアの開発を進める。

さらに、AIを使用した二次電池診断アルゴリズムの構築も計画しており、クラウド型のデータベース統合ソリューションとしての進化を図る。これにより、データベースを活用した診断サービスの提供も予定している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る