座布団に着想した「革新的クッション」、トヨタ紡織がミラノデザインウィーク2025出展へ

座布団の研究所をモチーフにした展示
座布団の研究所をモチーフにした展示全 2 枚

トヨタ紡織は、4月7日から13日までイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2025」に出展する。今回のテーマは「S-CORE」で、日本の伝統的な座布団にインスピレーションを得た革新的なクッションを展示する。

同社は、乗り心地の知見を活かし、欧州の4社(スーパーマテリア、スピンクス、エコラティス、マリアントニア・ウルー)との共創により、座り心地の研究を行った。その成果として、同じシルエットでありながら、構成する素材や構造により異なる特性を持つクッションを制作した。

「S-CORE」がテーマ「S-CORE」がテーマ

展示会場では、来場者が実際に座り心地の違いを体感できるよう工夫されている。座布団の研究所をモチーフにした展示空間で、トヨタ紡織グループのデザイン開発力を世界に向けて発信する。

トヨタ紡織は2011年からミラノ市にデザインスタジオを設置しており、世界中から多くの人が訪れるミラノデザインウィークに継続的に参加している。今回の展示で得られた知見は、今後の車室空間デザインに生かされる予定だ。

《森脇稔》

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