中央発條は、爆発事故が発生した愛知県豊田市の藤岡工場の第3工場において、被災したラインの安全確認が完了し、4月1日に生産を再開したと発表した。これにより、同工場の全ラインが稼働を再開したことになる。
同社によると、3月11日から被災ライン以外の生産を再開していたが、4月1日より被災ラインについても同様の安全確認が完了し、生産を再開した。
事故では従業員1名が死亡、2名が負傷する惨事となった。中央発條は亡くなった従業員の冥福を祈るとともに、遺族に対して深くお詫びと哀悼の意を表している。現在も、爆発の原因究明作業が続けられており、再発防止策とともに改めて開示される予定だ。
なお、本件が連結業績に与える影響については現在精査中で、詳細が判明次第、2025年3月期の業績見通しとして発表するとしている。