初めてのマイカー購入、平均予算は246万円…ソニー損保が調査

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ソニー損害保険(ソニー損保)は、18歳から39歳の男女1000名を対象に「はじめてのマイカー」と「子どもとのドライブ」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

この調査は、3年以内に初めてマイカーを購入した若年層の購買行動や意識を明らかにすることを目的としている。

調査結果によると、マイカーを購入したきっかけの1位は「欲しい車ができた」(24.7%)で、「免許取得」(15.1%)、「就職」(13.9%)が続いた。既婚者に限ると「妊娠・出産」が16.8%と高くなり、新しい家族の誕生がマイカー購入の重要な要因となっていることが分かった。

「はじめてのマイカー」と「子どもとのドライブ」に関する調査「はじめてのマイカー」と「子どもとのドライブ」に関する調査

購入時に苦労した点については、「車選び」(24.4%)が最も多く、「予算決め」(22.3%)、「ディーラー・販売店選び」(22.2%)と続いた。興味深いのは、都市部と地方で悩みの傾向に差が見られたことだ。都市部では「ディーラー・販売店選び」や「駐車場の確保」などが地方より10ポイント前後高くなった一方、地方では「苦労しなかった」という回答が11.7ポイント高かった。

初めてのマイカー購入時の予算設定については、平均が245.9万円だった。実際の購入金額の平均は255.9万円で、当初の予算を約10万円上回る結果となった。購入金額の内訳を見ると、「201万円~300万円」が23.1%と最も多く、200万円以下の割合は49.7%だった。

「はじめてのマイカー」と「子どもとのドライブ」に関する調査「はじめてのマイカー」と「子どもとのドライブ」に関する調査

この調査結果は、若年層のマイカー購入に関する実態を浮き彫りにしており、自動車メーカーやディーラー、さらには保険会社にとって貴重な市場洞察を提供している。特に、都市部と地方での購買行動の違いや、ライフステージの変化がマイカー購入に影響を与えていることが分かる。

《森脇稔》

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