「Honda 0 SUV 走ってるやんけ!?」お台場でのまさかのサプライズ走行に「存在感すごかった」とSNSでも話題に

サプライズ走行を披露したHonda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)
サプライズ走行を披露したHonda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)全 14 枚

ホンダの新型EV『Honda 0 SUV』が4月2日、東京臨海新都心・青海で開催されたF1イベント「Red Bull Showrun × Powered by Honda」に登場。パレードランで走行シーンをサプライズ披露した。日本初公開かつお台場の道を走る姿にSNS上では「てか Honda 0 SUV 走ってるやんけ!?」「普通にカッコいい」など話題となっている。

Honda 0 SUVは、2025年1月の「CES2025」でプロトタイプを公開。ホンダが開発を進める新しいEVブランド「Honda 0(ホンダゼロ)」シリーズの1台で、2026年前半の販売が予定されている。「ASIMO」のロボティクス技術を活かした高度な車両制御システムが大きな特徴となるが、そのスタイルも次世代機に相応しいものとなっている。

Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)

シルエットは「クルマを見るだけで新しい体験が想像できる形」を目指したといい、エクステリアはワンモーションに流れるライン、開放的なキャビンと荷室の存在が明確に浮き出たものとなり、リアビューも独創的なものとなっている。

ボデイラインはシンプルに構成し、ルーフやグラフィックの配置により開放的で軽やかさを表現するが、これはデザインコンセプトの「Thin, Light, and Wise」の「Thin, Light」にあたるものであるとホンダは説明する。ホイールも軽量感あるデザインを採用。黒色のホイールアーチと組合せ、重心の高さによる浮遊感を表現し、EVの静粛性と連動させたものとした。

「Wise」にあたる部分はグリル、マルチセグメントで構成されたヘッドライトで表現。従来、冷却機能を担うグリルをEVではライトと連動させて組み込み、これまでにないデザインを作り出す。

Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)

また、従来のプロトタイプはホワイトとブラックの2トーンでいかにもコンセプトカー然とした姿だったが、今回の姿はパープルが際立つラッピングでカモフラージュされており、実際に走行して見せたことも合わせて市販が近づいていることを予感させるものとなっていた。

イベントではインテリアが世界で初めて公開されたプロトタイプ『プレリュード』と共に走行、F1ドライバー、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅が搭乗した。

Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)Honda 0 SUV(Red Bull Showrun × Powered by Honda)

そんなHonda 0 SUVのサプライズに、X(旧Twitter)では、「てか Honda 0 SUV 走ってるやんけ!?」「ついに走りましたか」「走ってる…行けばよかった」と制限エリアとはいえコンセプトモデルが実際に街中を走る様子に、驚きの声が上がっている。

また、「静か過ぎて前通ってるの気付かなかった笑」と現地に居ながらも「不意打ち」された人も多い様子。

デザインについては「リアかなり四角いのね」「普通にカッコいい」「本当に存在感すごかったな」といった反響が。カモフラージュされたボディには「いかついな」という声も上がっている。

Honda 0 SUVはCES2025において、コンセプトモデルとほぼ変わらないデザインで量産モデルが登場すると予告されている。市販モデルの発表に期待が高まる。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る