高級車ジェネシスが大型クーペとコンバーチブル、2台の「X」を世界初公開

ジェネシス Xグランクーペコンセプト
ジェネシス Xグランクーペコンセプト全 12 枚

ヒョンデの高級車ブランド「ジェネシス」は、『Xグランクーペコンセプト』と『Xグランコンバーチブルコンセプト』を「ソウルモビリティショー2025」において世界初公開した。

高級車ジェネシスの大型クーペとコンバーチブル「X」

両モデルは、ジェネシスのフラッグシップサルーンの『G90』をベースに開発された。Xグランクーペコンセプトは、高級セグメントで最も排他的かつユニークなボディアーキテクチャを持つ車種として、ジェネシスのエレガンスとアスレチシズムを表現している。一方、Xグランコンバーチブルコンセプトは、オープンルーフ体験を通じて周囲の環境との直接的なつながりを提供する。

デザイン面では、両モデルともジェネシスの特徴的な「ツーライン」ヘッドライトを採用し、フロントグリルには織り込まれた金属弦をモチーフにしたダイヤモンド型のパターンを施している。サイドプロファイルは、より急角度のフロントガラスと低いルーフラインにより大胆なシルエットを実現している。

内装デザインにも特徴がある。Xグランクーペコンセプトは地中海のオリーブの木からインスピレーションを得ており、オリーブの葉をモチーフにしたフロアマットや、オリーブ材のベニヤを使用している。Xグランコンバーチブルコンセプトは、イタリア・リボルノ地方のカベルネソーヴィニヨンブドウの深い色合いを反映させている。

ジェネシスのグローバルヘッドのマイク・ソン氏は、「ジェネシスは発売以来10年間で、世界中の130万人以上の顧客に独自の価値を提供してきた。今回のコンセプトカーは、ジェネシスの高性能技術と未来の高級デザインを追求する新たな10年の出発点となる」とコメントしている。

《森脇稔》

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