11日の日経平均株価は前日比1023円42銭安の3万3585円58銭と大幅反落。米国市場の反落を受け、幅広い銘柄に売りが先行。下げ幅は一時1900円超に達した。米投資家による日本市場の主力株へのまとまった売りが出た、との観測もささやかれていた。
10日のニューヨークダウは1014ドル安の3万9593ドルと反落。米政権が中国に対する関税を145%としたことで、米中間の貿易摩擦激化に対する警戒感が強まり、幅広い銘柄が売られた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場も反落。電気自動車(EV)のテスラは、複数のアナリストが目標株価を引き下げたことから7.27%安と反落した。