マセラティ、伝説のレーシングカー『200S』をミラノデザインウィーク2025に出展

マセラティ『200S』(ミラノデザインウィーク2025)
マセラティ『200S』(ミラノデザインウィーク2025)全 5 枚

マセラティは、イタリアで開幕した「ミラノデザインウィーク2025」に、1956年製の伝説的レーシングカー『200S』を出展した。

展示会場は、ミラノの高級ショッピング街モンテナポレオーネ地区にあるラルスミアーニブティック。マセラティとラルスミアーニは、ともに「イタリアンラグジュアリー」を世界に発信するブランドとして知られている。

今回展示された200Sは、マセラティが1955年から1957年にかけて製造した未来的なレーシングカーのプロトタイプだ。1956年4月に製造された2番目のモデルで、フィアンドリ社製のスポーツカーボディをまとう。

マセラティ『200S』(ミラノデザインウィーク2025)マセラティ『200S』(ミラノデザインウィーク2025)

200Sは、1960年5月までさまざまなレースで活躍した。エンジンは直列4気筒で、排気量は1993ccだ。ウェーバー45DCO3キャブレター2基を搭載し、7400rpmで190hpを発揮する性能を誇った。

この200Sは、モータースポーツで活躍した後、1999年にモデナのパニーニ・コレクションの一部となるまで、マセラティのファクトリーで保管されていた。

ミラノデザインウィークは、デザイン、イタリアンスタイル、エレガンス、そしてイノベーションを祝福する恒例行事だ。マセラティの参加により、自動車デザインの歴史と未来が融合する特別な展示が実現している。

《森脇稔》

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