ステランティスは、商用車部門のステランティス プロワンを通じて、既存の内燃エンジン車を電気自動車に変換する改造キットを発表した。この新技術は、フランスのキノミックとの協力により開発された。
改造キットは当初、フランスにおいてステランティス プロワンの中型バンに導入される。対象車種はフィアット『スクード』、オペル『ビバロ』、プジョー『エキスパート』、シトロエン『ジャンピー』などだ。
この取り組みでは、キノミックがステランティスから200以上の部品を購入し、改造に使用する。同時に、ステランティスは取り外された内燃エンジン関連の部品を買い戻し、イタリアのミラフィオーリの循環型経済ハブ「サステイネラ」でリサイクルし再製品化する。