ジーリーのAセグメント電動SUV『ギャラクシーE5』、ユーロNCAP五つ星に

ジーリーのAセグメント電動SUV『ギャラクシーE5』、ユーロNCAP五つ星に
ジーリーのAセグメント電動SUV『ギャラクシーE5』、ユーロNCAP五つ星に全 5 枚

ジーリーのAセグメント純電動SUV『ギャラクシーE5』が50km/hの正面センターポール衝突試験を成功裏に完了したと発表した。E5は、Euro NCAPの五つ星安全評価を獲得し、神盾バッテリー安全システムの高性能を証明した。

正面センターポール衝突試験は、電柱や街路樹などの障害物に車両が正面から衝突する状況を想定したもので、車体の大きな変形やキャビンへの侵入が起こりやすい。中国国内では、正面センターポール衝突試験に関する強制的な国家基準は存在せず、業界では一般的に35km/hを基準とする試験が採用されている。

新エネルギー車はエンジンルームが空洞で、衝突時の安全リスクが高まるが、E5はオーストリアにあるEuro NCAP認定試験機関TECCONラボで50km/hでの試験に挑み、機能性能、車体構造、新エネルギー安全性、乗員保護など全ての試験要件を満たした。

ジーリーのAセグメント電動SUV『ギャラクシーE5』、ユーロNCAP五つ星にジーリーのAセグメント電動SUV『ギャラクシーE5』、ユーロNCAP五つ星に

試験後、E5はハザードランプの自動点滅やE-CALLシステムによる自動救助要請など、事故後の迅速な救助活動を支援する機能が正常に作動。バッテリーパックからの漏れや発火も確認されず、乗員に十分な脱出機会を提供したとしている。

ギャラクシーE5は、神盾ショートブレードバッテリーを搭載。世界市場を見据えた設計・試験を進め、ユーロNCAPとANCAPの双方で五つ星評価を獲得した唯一の中国ブランドAセグメント純電動SUVとなった。

ジーリーは、傘下の『Zeekr 007』、『Zeekr 7X』も50km/hでの正面センターポール衝突試験を成功裏に完了している。

《レスポンス編集部》

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