ジープ『ワゴニア』、オフロード性能強化の限定車「オーバーランド」発表…ニューヨークモーターショー2025

ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」
ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」全 12 枚

ジープは、「ニューヨークモーターショー2025」において、大型SUV『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」を発表した。この7人乗りSUVは、ワゴニアシリーズの中で最も高い走破性を誇り、オフロード性能と快適性を両立させた一台だ。

『ワゴニア・オーバーランド』は、厳しい走行条件に対応できるよう設計されている。32インチの全地形対応タイヤ、クアドラリフトエアサスペンション、2速トランスファーケース、スキッドプレートなどを装備し、独特の外観デザインも特徴だ。

ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」

車内には3列シートを標準装備し、3列目は60/40分割で電動折りたたみ・リクライニング機能を持つ。8人乗りも選択可能だ。その他、3ゾーン式オートエアコン、10.1インチタッチスクリーンディスプレイを備えたUconnect 5 NAVシステム、ワイヤレス充電パッド、ハンズフリーパワーリフトゲートなどが標準装備される。

デジタル接続性も充実しており、アプリベースのJeep Connectサービスが3年間無料で利用可能。これにはリモートエンジンスタートやドアロックなどの機能が含まれる。さらに、盗難車両支援やリコール警告を含む安全・セキュリティパッケージが10年間、車両性能パッケージが5年間利用できる。

ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」

車載システムは、無線経由でのソフトウェアアップデートに対応し、常に最新の状態を保つことができる。10.1インチのUconnect 5システムには、AppMarketと呼ばれる接続機能のハブが搭載されており、ジオキャッシングやThe Dyrtなどのアドベンチャーアプリ、数独などのゲームを利用できる。

4輪駆動のワゴニアには、初めてJeep Off-Road Pages+が追加された。これにはTrails Off-Roadと共同開発されたアプリが含まれており、200以上のオフロードトレイルガイドを提供する。オプションのAll Accessメンバーシップを利用すれば、北米全土の数千のトレイル情報にアクセスできる。

ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」ジープ『ワゴニア』の限定車「オーバーランド」

ワゴニア・オーバーランドは2000台の限定生産となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る