キア初のグローバルEVセダン『EV4』発表、航続は最大530km…ニューヨークモーターショー2025

キア EV4
キア EV4全 16 枚

ヒョンデ傘下のキアは、「ニューヨークモーターショー2025」において、初のグローバルEVセダン『EV4』を発表した。2026年前半、米国市場で発売される予定だ。

EV4は、キアの電気自動車グローバルモジュラープラットフォーム(E-GMP)を基盤としており、都市部や郊外の居住者向けに設計された多目的で実用的なコンパクトカーだ。従来のセダンデザインに新しい解釈を加え、CUVやSUVが主流のEV市場に新たな選択肢を提供している。

キア EV4キア EV4

デザイン面では、キアの「Opposites United」哲学に基づき、自然界と人間社会の対比を取り入れている。低いノーズ、長いテールシルエット、ファストバックルーフラインを組み合わせた独特のスポーティなプロファイルが特徴だ。フロントフェイスには垂直型ヘッドランプとキアの象徴的なスターマップライティングを採用し、モダンで表現力豊かな外観を実現している。

パワートレインは、58.3kWhと81.4kWhの2種類のバッテリーオプションを用意。前輪駆動モデルの航続距離は、それぞれ378kmと530kmと推定されている。DC急速充電では、10%から80%まで約30分で充電可能だ。

キア EV4キア EV4

内装には、約30インチの大型ディスプレイを搭載し、キアのコネクテッドカーナビゲーションコックピット(ccNC)を採用。さらに、AIアシスタントや車両から外部機器への給電機能(V2L)など、最新の便利機能も備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  5. WRCの直4エンジンから生まれたV8ターボ、ルマン参戦へ一歩 ジェネシス「初始動に成功」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る