EV電欠時の「駆け付け急速充電」で損保ジャパンらがJAFと連携

EV電欠時の現場急速充電サービスで損保ジャパンらがJAFと連携(写真はイメージ)
EV電欠時の現場急速充電サービスで損保ジャパンらがJAFと連携(写真はイメージ)全 1 枚

損害保険ジャパン、SOMPOダイレクト損害保険、プライムアシスタンスは、日本自動車連盟(JAF)と連携し、電気自動車(EV)が走行中に電池切れ(電欠)を起こした際の「現場駆け付け急速充電サービス」のトライアルを開始した。

このサービスは、EVの普及に伴う課題の一つ「電欠時の不安」を解消することを目的としている。従来の「充電スポットまでの牽引サービス」に加え、現場で急速充電を行うことで、ユーザーが自身の車で移動継続できるようになる。

トライアルでは、JAFのサービスカーが急速充電器を搭載して現場に駆け付ける。ユーザーは損保ジャパンまたはSOMPOダイレクトのロードサービス専用受付窓口に「現場での急速充電希望」を申し出ることで、このサービスを利用できる。

ただし、雨天時や電欠発生場所によっては、サービスを提供できない場合があり、その際は従来通りレッカー車で充電スポットまで搬送する。

損保ジャパンは2025年1月1日から、SOMPOダイレクトは2024年4月1日からプライムアシスタンスと連携し、契約者向けにこのサービスを提供している。今回のJAFとの提携により、全国への対応地域拡大を目指す。

各社は、このトライアルを通じてサービスのノウハウを蓄積し、顧客へのサービス品質向上を実現するとともに、EVへの新たなサービス開発やJAF会員向けの優遇サービス拡大につなげる方針だ。さらに、EV普及によるカーボンニュートラルの実現にも貢献していく。

《森脇稔》

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