ヒョンデの新型『パリセード』に早くも本格オフロード仕様「XRT PRO」設定…ニューヨークモーターショー2025

ヒョンデ・パリセード XRT PRO
ヒョンデ・パリセード XRT PRO全 5 枚

ヒョンデは、「ニューヨークモーターショー2025」において、同社の新たなオフロード仕様「XRT PRO」モデルの第一弾、『パリセードXRT PRO』を世界初公開した。

新型『パリセード』のオフロード仕様「XRT PRO」

この大型SUV『パリセード』新型がベースのオフロード仕様は、家族のアドベンチャーに対応できる高い性能を備えている。

パリセードXRT PROは、従来のXRTモデルを超える大幅なオフロード性能の向上が特徴だ。米国の消費者を意識して設計されており、ヒョンデ車として過去最高レベルのオフロード性能を実現しているという。

ヒョンデ・パリセード XRT PROヒョンデ・パリセード XRT PRO

外観では、力強いフロントグリルデザインや目立つキャニオンレッドのリカバリーフック、頑丈なロワーフェイシアなど、オフロード車らしい muscular な印象を与えている。

性能面では、XRT PRO専用の電子制御リミテッドスリップデファレンシャル(eLSD)を搭載。地上高は他のモデルより25mm高い213mmとなり、アプローチアングル、デパーチャーアングル、ブレイクオーバーアングルも改善されている。さらに、オールテレインタイヤを採用し、悪路走破性を高めている。

ヒョンデ・パリセード XRT PROヒョンデ・パリセード XRT PRO

パワートレインには、新開発の3.5リットルV6エンジンを搭載。最大出力287hp、最大トルク352Nmを発生し、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。このエンジンは、HTRACオールホイールドライブシステムと組み合わせることで、最大2268kgの牽引能力を目指している。

また、新たに追加されたテレインモードコントローラーには、泥、砂、雪などの設定があり、悪路や悪天候での走行に対応。XRT PRO専用のリア電子制御LSDにより、難しい地形での操縦性とトラクションが向上している。

《森脇稔》

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