豊田合成、自動車部品の革端材を活用…IDカードケースとストラップを共同開発

アイカ工業と共同開発したIDカードケースとネックストラップ
アイカ工業と共同開発したIDカードケースとネックストラップ全 2 枚

豊田合成のオリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」は、建築材料などを製造・販売するアイカ工業と共同で、自動車部品の革端材を活用した「IDカードケース」と「ストラップ」を企画・製作した。

豊田合成は、廃棄物の削減と資源の有効活用を目指し、リサイクルが難しいエアバッグ生地やハンドルの本革端材を加工し、オリジナルエシカルブランド「Re-S」として展開している。一方、アイカ工業も、バイオマス原料を活用した製品の開発や、施工時の廃棄物削減につながる改修工法の推進など、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいる。

今回の企画は、両社の環境に対する思いが一致したことから実現した。ハンドルの本革端材を再利用し、デザイン性と機能性を兼ね備えたIDカードケース2種とネックストラップを製作。環境への配慮と実用性を両立させたノベルティとして、活用してもらう予定だ。

この取り組みは、自動車業界における資源の有効活用と環境配慮の重要性を示す好例といえる。廃棄物の削減と再利用を通じて、企業の社会的責任を果たすとともに、新たな価値創造にもつながっている。

《森脇稔》

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