トヨタ『CH-R+』欧州で発表…EVのコンパクトSUV[詳細画像]

新型『CH-R+』エクステリア
新型『CH-R+』エクステリア全 21 枚

トヨタ自動車は3月12日、EVでSUVの新型車、『CH-R+』を欧州市場向けに発表した。従来のコンパクトSUV『CH-R』とは異なる新規モデルとなる。2025年末から一部の国で発売、2026年から欧州市場全体に投入される予定だ。

【画像全21枚】

CH-R+は2022年に発表された「コンパクトSUVコンセプト」をベースとし人目を惹くクーペライクなデザインと運転の楽しさ、やりがいが特徴となっている。また、SUVに求められる広さ、実用性、利便性も兼ね備える。

C-HR+は、モダンで開放的なインテリアと高い質感を備え、2750mmのホイールベースによる広いキャビンスペースと416Lの荷室で快適性と実用性を両立。パノラマルーフやワイヤレス充電、USBポート、後席エアコンなど、ドライバーだけでなく全乗員の快適性にも配慮している。

CH-R+には57.7kWhのバッテリーを搭載した前輪駆動モデルと、77kWhのバッテリーを搭載した前輪駆動、四輪駆動のモデルがラインナップされ、顧客のニーズに応じて選択が可能になる。WTLPモード基準で最大600km(暫定値)の航続を実現する。

性能面では、四輪駆動モデルが最高出力343hp(252kW)を発揮しする。この出力はGRシリーズを除いた欧州ラインナップの中で最も高出力なモデルとなる。0-100km/加速を5.2秒で達成する見込みだ。前輪駆動モデルは、57.7kwhバッテリー搭載車が167hp(123kW)、77kwhバッテリー搭載車が224hp(165KW)となる。

充電性能も向上も図られ、11kWのオンボードチャージャーを標準装備するほか、上位グレードでは22kWのユニットが用意され、急速充電時は最大150kWの急速充電を可能にする。

《三国 洸大郎》

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