ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート
ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート全 26 枚

今年で第6回目となる新しいスタイルのサウンドコンペ「New Style Meeting」。カーオーディオ業界を盛り上げる西のプロショップ有志代表メンバーが同コンぺを主催。2025年もハイクオリティなサウンドカーが集まり、天候にもめぐまれ盛り上がった(3月22日、神戸総合運動公園)。

一般のコンペと違い、トーナメント形式のグループ戦で、ユーザー3名でひとつのチームを組み、相手チームとマッチアップして勝ち進む。審査はオーディオ評論家が務める。会場でみかけた『マイカーライフ』登録店が作ったユーザーカーをご紹介しよう。

◆VW ゴルフ IV(オーナー/庵原誠一郎さん)by カーオーディオクラブ

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポートハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

全国のサウンドコンペに参加するVW『ゴルフ IV』のオーナー庵原さん。10数年前カーオーディオの楽しさに出会い、時間をかけて日々、音創りに余念がない。搭載のシステムはこだわりを追求したコンポーネントで揃える。

まず目にとまったのがスピーカーでクワトロリゴの最上級「オーパス」のミッドバスとツイーター、およびサブウーファーを装備の2ウェイ+1サブウーファー構成。一方、再生プレーヤーはDSPを内蔵するダイヤトーン・サウンドナビ300PREMIを愛用。本人自身、音調整をすることもあるそうだ。別体型のDSPはパソコンと専用アプリが必要。かつ調整が難しいがナビ内蔵のDSPはオーナー自身が調整できる利点がある。ナビ本体とフロント2ウェイ+サブウーファー構成は氏のサウンド構築の基本となっているようだ。フロント2ウェイを感じさせない音の厚みと広がりが感じられた。

◆ホンダ・シビックe:HEV(オーナー/紙谷友樹さん)by AVカンサイ

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポートハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

「クルマとオーディオ好きのお父さんの影響とショップ代表の勧めもあってカーオーディオ楽しさを知りました」と語ってくれた紙谷さん。ハイエンド構成の素敵なシステムを積んで同コンペに初エントリー。

スピーカーはフランスのブラム「シグネチュア マルチマックス バレルシリーズを選び、話題のエアーモーション(トランスファー)AMT-1ツイーターをセット。パワーアンプはクワトロリゴのニューモデル「ファンタジア1.4」とDLS・CCi44を導入。再生側のDAPはフィーオ・M17でリゾルトDSPと組み合わせる。ブラムならではの清涼感のある音色、音離れのよさも特徴的だ。DSP各機能を有効かつ丹精に調整を行う。帯域バランス、アライメント機能などを駆使しシャープな音場を前方に創出。明瞭でBLAMの特徴が遺憾な発揮されていて、ご満悦の様子。

◆BMW 2シリーズ・アクティブツアラー(オーナー/水澤直稔さん)by イースト

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポートハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

使い勝手のよいBMW『2シリーズ・アクティブツアラー』にお乗りの水澤さん。コツコツとグレードアップを施し現在のシステムが出来上がる。

スピーカーはイートンでムンドルフのリボンツイーターを組み合わせたフロント5ウェイ(座席下のウーファー含む)構成だ。パワーアンプは珍しいステッグ・QK200.4を選択。DAPはハイビーミュージック・RS6でへリックス・DSP ULTRAとの組み合わせにより、高音質再生を実現している。注目したいポイントはミッドバスの能力を引き出すため、エンクロージャー方式とし、安定した低音を得ている。リアラゲッジ側面にはキッカーのサブウーファーをセット。超ワイドレンジ構成のメリットは広帯域のハイレゾ音源をしっかりと鳴らしきる。総じて最低域からリニアに伸びる超高域までバランスを重視した音創りとなっている。

◆アウティA4アバント(オーナー/西村賢志さん)by パラダ

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポートハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

福井から来場。20インチのホイールが精悍でかっこよくキマっている西岡さんのアウディ『A4アバント』。ドレスアップや足回りに関心があって専門店に相談したことがカーオーディオを始めるきっかけとなった。システムでとくに気に入っている点は、サウンドのクオリティ(音質と音場)だけでなく、ルックスにも気を配りカスタムインストールをリクエストする。

スピーカーはマトリックスを使った3ウェイ+サブウーファー構成でパワーアンプはプレートタイプのグラフィックスをチョイス。ブラックスで統一された音の佇まいは、輪郭を曖昧にすることなく端正で楽曲の表情を繊細に描き出す。再生プレーヤー側はソニーのウォークマン。ハイレゾなどの音源はデジタルでDSP PROllに送り込まれる。USBケーブルはSAECを使用。休日、好きなロックやJポップスを気持ちよく聴いてますと笑顔で語ってくれた。

◆BMW X3(オーナー/尾上貴紀さん)by AVカンサイ宝塚

ハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポートハイクオリティなサウンドカーがチームで競い合う! New Style Meeting レポート

音楽好きのBMW『X3』のオーナーの尾上さんは「純正オーディオの音に不満」ということでプロショップに相談、搭載のシステムは出来上がったばかりだという。

普段よく聴くジャンルはクラシックほか、JPOPまで幅広く、数あるスピーカーブランドの中から、モレルをチョイスした。イレイトカーボンのフロント3ウェイ構成でサブウーファーはウルティモSC102(25cm)を一発エンクロージャーに納めてリアラゲッジにセット。DSPはヘリックス・DSP ULTRAでDAPはフィーオ・M17を愛用とハイクオリティな組み合わせとなっている。モレルのハイグレードユニット、とくにミッドレンジとの組み合わせは音楽ソースの情報を十分に引き出し放つ。ポーカル、打楽器、弦楽器、電子系まで表現力豊かに再現。プロショップの取り付けと調整力によりシャープなステージがフロントウインドウに広がる。

《永松巌》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る