新車への乗り換えタイミングは「10年前後」が主流に…NEXERとグーネット中古車調べ

NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施(写真はイメージ)
NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施(写真はイメージ)全 6 枚

NEXERとグーネット中古車は、新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を行い、その結果を発表。次の車への乗り換えは、「新車購入から10年前後」に検討する消費者が多いことが分かった。

自動車の新規購入経験者500名を対象に行われた今回の調査では、新車への乗り換えタイミングや車選びの傾向が明らかになった。

調査によれば、新車購入から「10~15年未満」で乗り換えを考える人が28.6%と最も多く、次いで「7~10年未満」が26%となっている。これらを合わせると、購入から10年前後で半数以上の人が新車への乗り換えを検討していることになる。

NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施

車の乗り換えを考える理由としては、「購入から年数が経ったため」が33.6%で最多となった。次いで「故障や修理費がかさむようになったため」が挙げられており、車の経年劣化が主な要因となっていることが窺える。

また、年齢や家族構成の変化によって車選びに変化があったと回答した人は53.8%に上った。具体的には、「子供を乗せやすいようにスライドドアにした」「子供が増えて大きめな車が必要になった」などの意見が見られ、ライフステージの変化が車選びに大きく影響していることが分かる。

乗り換え先の車種については、74%が新車を選択すると回答。一方で、中古車を選ぶ人は19.8%、カーシェアやレンタカーなどのサービスを利用する人は合わせて3%となった。新車を選ぶ理由としては、「常に新しい車に乗りたい」「購入後、長く乗り続けたい」などが挙げられている。

NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施NEXERとグーネット中古車が新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート調査を実施

この調査結果から、消費者の車選びには経年数や家族構成の変化が大きく影響していることが明らかになった。自動車メーカーやディーラーにとっては、これらの消費者ニーズを踏まえた商品開発やマーケティング戦略の重要性が示唆される結果となった。

一方で、中古車やカーシェアなどの選択肢を考える消費者も一定数存在することから、多様化する消費者ニーズへの対応も今後の課題となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ワゴンは“古くて新しい”…今、面白い車とは?
  2. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  3. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  4. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
  5. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る