SBI損保が降雹予測モデルの構築に着手、気象ビッグデータ活用…ダイレクト損保初

フロントガラスに積もった雹(ひょう)
フロントガラスに積もった雹(ひょう)全 1 枚

SBI損害保険(「SBI損保」)とMS&ADインターリスク総研(「MS&ADインターリスク総研」)は、気象ビッグデータと自動車保険における過去の雹(ひょう)災害データを活用し、降雹災害の発生予測モデルの構築および精度検証を目的とした概念実証(PoC)を実施した。

この取り組みは、近年増加している気候変動の影響による雹災害から、契約者の大切な財産である自動車を守ることを目指している。両社は2025年度中に、契約者向けの降雹アラート配信サービスの開始を目標に具体的な検討を進めていく。

SBI損保はこれまで、雹災害発生時の事故連絡対応として、パーソナライズド動画による修理予定の確認や保険金請求の意思確認、ドライブイン方式による損害確認などを導入し、被害に遭った顧客へのサポート態勢を強化してきた。


《森脇稔》

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