ステランティス、次世代EV用固体電池の実証に成功、充電時間は18分

ステランティスと米ファクトリアルが次世代EV用固体電池の実証に成功
ステランティスと米ファクトリアルが次世代EV用固体電池の実証に成功全 2 枚

ステランティスと米バッテリー開発企業ファクトリアル・エナジーは、次世代EV用の固体電池セルの実証に成功したと発表した。この成果は、高性能EVバッテリーの実用化に向けた重要な一歩となる。

両社が共同開発した77Ahの固体電池セルは、375Wh/kgという高いエネルギー密度を示した。これは、大型のリチウム金属固体電池としては画期的な成果という。また、室温環境下で15%から90%以上まで18分という短時間で充電できることも実証された。

さらに、この新型電池セルはマイナス30度からプラス45度までの幅広い温度範囲で動作可能であり、さまざまな気候条件下での使用に適している。4Cまでの高い放電レートにも対応し、EVの性能向上にも貢献する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る