ベントレーの「健康サルーン」、680馬力PHEV搭載で進化…上海モーターショー2025

ベントレー『フライングスパー・アズール』(上海モーターショー2025)
ベントレー『フライングスパー・アズール』(上海モーターショー2025)全 5 枚

ベントレーは、「上海モーターショー2025」において、プラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載する新型『フライングスパー・アズール』を発表した。

新型フライングスパー・アズールの外観は、光沢ブラック仕上げのマトリックスグリルにクロームのサラウンドと11本の縦型ヴェインを組み合わせた印象的なフロントフェイスが目を引く。さらに、Azureフェンダーバッジやクローム仕上げの下部グリル、22インチの新デザインホイールなど、高級感あふれる外装デザインとなっている。

内装では、ウェルネスシーティングを採用し、長時間ドライブによる疲労を軽減する。シートには加熱・換気機能が備わっており、乗員の体温調整をサポートする。また、6つのプログラムから選べるリラクゼーション機能も搭載され、筋肉の緊張を和らげ、姿勢のバランスを整える。

ベントレー『フライングスパー・アズール』(上海モーターショー2025)ベントレー『フライングスパー・アズール』(上海モーターショー2025)

さらに、ムードライティングや3Dハーモニーダイヤモンドキルティング、Azureの刺繍が施されたヘッドレストなど、贅沢な内装が乗員を包み込む。

新型プラグインハイブリッド(PHEV)パワートレイン「ハイパフォーマンスハイブリッド」は、4.0リットルV8エンジンと電気モーターを組み合わせ、最大出力680ps、最大トルク930Nmを発生させる。これは前世代のW12スピードパワートレインを上回る性能だ。

ベントレーは、このフライングスパー・アズールについて、ストレスの軽減とウェルビーイング(健康)の向上をコンセプトに設計されたと説明している。スムーズかつ安心感のある旅をサポートする先進の運転支援技術も搭載されており、快適性と安全性の両面で乗員をサポートする。

ベントレー『フライングスパー・アズール』ベントレー『フライングスパー・アズール』

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る