ダイムラーバスは、新しい「H2モード」を搭載したメルセデスベンツの新型燃料電池バス『eシターロ G』を、ドイツのシュトゥットガルター・シュトラーセンバーネン社(Stuttgarter Straßenbahnen)に初めて納入した。
これは、シュトゥットガルト市の排出ゼロバス網構築に向けた第一歩となるという。
シュトゥットガルト市交通局(SSB)は、メルセデス・ベンツの親会社ダイムラー・バスと共同で、新しい「H2モード」を搭載したeシターロ Gの開発に携わってきた。SSBは今後、ディーゼルバスの購入を停止し、2027年までに市中心部で排出ゼロバスのみの運行を目指している。さらに2035年までには、市内全域のバス網で気候中立化を達成する計画だ。
