ヘッドライトを再利用した「サングラス」、トヨタカローラ香川が発売

トヨタカローラ香川のアップサイクルサングラス
トヨタカローラ香川のアップサイクルサングラス全 6 枚

Futureは、レモリフ、浜屋と共に「TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ MOTTAINAI OSEKKAI プロジェクト」を大阪・関西万博2025で発表した。プロジェクトに参画するトヨタカローラ香川は、自動車のヘッドライトの廃材を再利用した「UP SYCLEサングラス」を発売する。

【画像全6枚】

このプロジェクトは、「モビリティによる幸循環社会」の未来デザインを提案するものだ。

「TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ」は、企業や教育機関、自治体などが協力し、関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現する取り組み。今回のプロジェクトは、地域の持続的成長とGX(グリーントランスフォーメーション)を目指し、関西・四国を中心に約70の地元企業と共に推進されている。

TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ MOTTAINAI OSEKKAI プロジェクトTEAM EXPO 2025 共創チャレンジ MOTTAINAI OSEKKAI プロジェクト

プロジェクトの中心となるのは、MOTTAINAIとOSEKKAIの考え方だ。地域の不要品をリユースし、収益化する一方で、環境に配慮したEVモビリティを導入し、観光地周遊の交通手段として活用する。

このプロジェクトに参画するトヨタカローラ香川は、自動車のヘッドライトの廃材を再利用した「UP SYCLEサングラス」を発表した。廃材に新たな価値をつけて再利用する「アップサイクル」の取り組みで、ヘッドライトの解体作業は、高松市の就労支援施設「クオリティライフ」に委託。サングラスのフレームは、ヘッドライトのプラスチックを溶かして再成形し、日本一の眼鏡産地である福井県鯖江市で生産される。

大阪・関西万博2025を契機に、地域の持続的成長と幸せが循環する社会の実現を目指すこのプロジェクトは、今後も地域に根ざした活動を続けていく予定だとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る