ヴァレオは、2025年第1四半期(1~3月)の売上高が前年同期比で1%の減少となる53億ユーロだったと発表した。同社は厳格なコスト管理と関税対策を継続し、2025年の目標達成に向けて取り組んでいる。
バレオのクリストフ・ペリラCEOは、「不安定な環境下で、ヴァレオは第1四半期の純売上高を維持した。これは欧州とアジア(中国を除く)での堅調な業績によるもの」と述べている。
同社は2025年の目標達成に向けて、管理費および販売費を前年同期比約5%削減し、有形・無形資産への投資を前年同期比約15%削減する。関税の直接的影響を相殺するためのサプライチェーン見直しも進めていく。