第一汽車の「一汽奔騰」、新エネルギー車3モデルを世界初公開…上海モーターショー2025

一汽奔騰「悦意08」(上海モーターショー2025)
一汽奔騰「悦意08」(上海モーターショー2025)全 3 枚

第一汽車の傘下の一汽奔騰は、「上海モーターショー2025」において、新エネルギー車の新製品ラインナップ「悦意シリーズ」を世界初公開した。

「一汽奔騰」の新エネルギー車3モデル

「生活に喜びを」をテーマに、悦意シリーズのE、P、Rと3つの製品ラインナップの初公開モデルが一堂に会した。全く新しいデュアルエネルギーのフラッグシップカー『悦意08』が世界初お披露目となり、大型純電SUV『悦意03』とファミリー用ハイブリッド新基準『悦意07』が揃って登場し、注目を集めた。

悦意シリーズは、一汽奔騰が開発した新エネルギー車の新製品シリーズで、2年以内に6つの全く新しい新エネルギー製品を投入する。純電気、ハイブリッド、レンジエクステンダーなど多様なエネルギー形態を提供し、消費者の多様な購買ニーズを十分に満たすとしている。

特に注目を集めたのは、Rシリーズの第1弾モデル「悦意08」だ。B+クラスのデュアルエネルギーフラッグシップカーとして位置付けられ、ファッショナブルなデザインと先進技術を融合させている。外観、インテリジェンス、快適性、充電性能のいずれの面でも、悦意08は同クラスをリードする性能を実現した。

一方、「悦意03」は新モデル「質選版」を発表した。7万9800元という価格設定に加え、3000元の期間限定質選パッケージと国・地方補助金の優遇政策により、Aクラス SUVの品質価格比の新基準を打ち立てた。

「悦意07」は一汽奔騰の「BMPスーパーハイブリッド技術」を初めて搭載したモデルで、グローバル電気ハイブリッドの新基準を目指している。純電走行210km以上、総合航続距離2000km以上、1km当たりのコスト0.2元以下、最高速度200km/h以上、20分の充電で30%から80%まで充電可能など、ファミリー用ハイブリッドの新たな王者となる性能を備えている。

《森脇稔》

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