神戸製鋼所とパナソニック、溶接新工法で協業

神戸製鋼所とパナソニック・コネクトが自動車・二輪向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法の開発で協業
神戸製鋼所とパナソニック・コネクトが自動車・二輪向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法の開発で協業全 2 枚

神戸製鋼所とパナソニック・コネクトは、自動車・二輪業界向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法と新溶接材料の販売および開発で協業することに合意した。

近年、地球環境保全の観点から世界各国で自動車の排ガス規制が強化されている。自動車メーカーは燃費向上やCO2排出削減のため、車体の軽量化に注力している。これに応え、鉄鋼メーカーは高張力鋼板や亜鉛めっき鋼板を開発し、自動車メーカーも採用を拡大している。

しかし、高張力鋼板は強度が高い反面、プレス加工が難しく、加工精度の問題から板組みのバラツキが大きくなり、溶接工程での品質確保が課題となっている。また、足回り部品などの溶接後に残る溶接スラグによる腐食問題も指摘されている。


《森脇稔》

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