神戸製鋼所とパナソニック、溶接新工法で協業

神戸製鋼所とパナソニック・コネクトが自動車・二輪向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法の開発で協業
神戸製鋼所とパナソニック・コネクトが自動車・二輪向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法の開発で協業全 2 枚

神戸製鋼所とパナソニック・コネクトは、自動車・二輪業界向けに溶接品質の安定化と電着塗装性の向上を目指すアーク溶接の新工法と新溶接材料の販売および開発で協業することに合意した。

近年、地球環境保全の観点から世界各国で自動車の排ガス規制が強化されている。自動車メーカーは燃費向上やCO2排出削減のため、車体の軽量化に注力している。これに応え、鉄鋼メーカーは高張力鋼板や亜鉛めっき鋼板を開発し、自動車メーカーも採用を拡大している。

しかし、高張力鋼板は強度が高い反面、プレス加工が難しく、加工精度の問題から板組みのバラツキが大きくなり、溶接工程での品質確保が課題となっている。また、足回り部品などの溶接後に残る溶接スラグによる腐食問題も指摘されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ホンダ『CR-V』に初のオフロード仕様「トレイルスポーツ」登場
  2. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  3. 30年で25台のスバル車を購入、26台目に新型『フォレスター』を選んだ英国スバリストの愛
  4. スズキ『スペーシア』など6740台…4月のリコール記事まとめ
  5. スカニアが始めるレンタルトラックの戦略的意義
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る