マッスルEV『ダッジ・チャージャー』新型、7日で米8州をめぐる過酷レースに参戦

ダッジ『チャージャー デイトナ』新型の「タイヤラック・ワンラップ・オブ・アメリカ」参戦車両
ダッジ『チャージャー デイトナ』新型の「タイヤラック・ワンラップ・オブ・アメリカ」参戦車両全 2 枚

ステランティス傘下のダッジブランドは、新型『チャージャー デイトナ』で「タイヤラック・ワンラップ・オブ・アメリカ」に参戦している。この大会は7日間で8州を横断し、3500マイル(約5600km)以上を走破する過酷な耐久イベントだ。

ダッジの高性能車両ダイナミクスエンジニアのデビッド・カー氏が運転を担当。過去4回のワンラップ参戦経験を持つカー氏は、ダッジ・ガレージの寄稿者ショーン・ヨーダー氏とともに、8州に点在するサーキットを巡る長旅に挑んでいる。二人は移動の合間に電気自動車である新型チャージャー デイトナの充電計画も立てながらレースに臨んでいる。

参戦車両は「チャージャー デイトナ スキャットパック」で、黒とオレンジの特別なグラフィックが施される。リアフェンダーには「デイトナ」のロゴ、黒く塗装されたボンネットには大きなオレンジ色の「フラッツォグ」ロゴが配置される。フラッツォグはダッジブランドの次世代車両を象徴する新しいシンボルだ。

ダッジ『チャージャー デイトナ』新型の「タイヤラック・ワンラップ・オブ・アメリカ」参戦車両ダッジ『チャージャー デイトナ』新型の「タイヤラック・ワンラップ・オブ・アメリカ」参戦車両

車両はロールバーを除いて完全な市販仕様で参戦。ダッジ車として最大となる16インチのブレンボ製ベンチレーテッドローターと赤い6ピストン(フロント)/4ピストン(リア)固定キャリパーを標準装備し、サーキット走行時のパフォーマンスとブレーキフェード耐性を追求する。

チャージャー デイトナの2バルブ式連続可変ダンパーは、サーキット間の移動時には優れた乗り心地を、サーキット競技中には優れたボディコントロールとハンドリングを実現する。また、リアメカニカルLSDによる最適なグリップとハンドリング、高速安定性を提供するリアスポイラーも装備している。

参戦車両にはトラックパッケージも装備され、トラックモード、ドラッグモード、カスタムモードなどの走行モード、最適な直線加速を実現するローンチコントロール、ドリフト/ドーナツモード、走行データを記録できるドライブエクスペリエンスレコーダーなど、サーキット走行に特化した多彩な機能を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る