スマホで高音質再生したいなら…プロショップが教える最短ルート[音の専門店が頼りになる理由]

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。
「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。全 4 枚

カーライフを送る中ではさまざまな専門家の力を借りることとなるわけだが、愛車の音響装備を進化させたいと思ったときには「音の専門店」、すなわち「カーオーディオ・プロショップ」を頼りにすべきだ。当連載では、彼らの実力から活用法までを解説しようと試みている。

◆音楽の聴かれ方は時代とともに変化。プロは常に最新の方法を研究している!

今回は、愛車の“エンタメ力”を高めたいと思ったときにも音の専門店が頼りになることについて説明していく。

さて音の専門店は、システムの性能を上げること、すなわち音を良くするノウハウをさまざま有する。そして併せて、システムの使い勝手を高めるノウハウも多々持っている。

なお、「イン・カー・エンタメ」の在り方は時代とともに刻々と移り変わってきた。その中で音の専門店は常に、そのときどきの動向に合わせてどうすると使い勝手が良くなるかも研究し、使える新たな機器の情報も把握し、それらのシステムへの組み込み方も考察してきた。

具体的に説明していこう。まずは音楽を楽しむことに関して。音楽の聴かれ方もこの数十年の間でさまざま変化してきたが、今やストリーミングサービスを活用するドライバーが相当に増えている。となると、スマホがミュージックプレーヤーとして使われることになるわけで、それをどうシステムに繋ぐかが問題となる。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。

◆音の専門店なら、音の良いワイヤレス接続の方法を的確に提案可能!

ちなみに使用中のメインユニットがBluetoothに対応していれば、それにてスマホと接続するのがベストだ。

しかし愛用のメインユニットがそれに非対応の場合、さらには高音質なBluetoothコーデックには対応していない場合には、それに対応したBluetoothレシーバーを使うと、音的にも使い勝手的にもアドバンテージを発揮する。

というのも近頃の音楽ストリーミングサービスは高音質化が進んでいて、そして最新のスマホの中には高音質なBluetoothコーデックに対応している機種が増えている。なので高音質タイプのBluetoothコーデックに対応したレシーバーを使えば、音楽ストリーミングアプリの高音質な音楽信号をより良いコンディションにてメインユニットへと伝送できる。

そして音の専門店では、ユーザーの愛車ごとの環境に合わせて、最適なやり方でそれをシステムに組み込める。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:シティロード福山<広島県>)。

◆音の専門店なら、映像系コンテンツの楽しみ方も的確に提案してくれる!

また昨今は、車内での映像系コンテンツの楽しまれ方も大きく変化した。ひと昔前ならDVDまたはブルーレイディスクが車内でも利用されていたわけだが、現在は動画系アプリやストリーミングデバイスで映像系コンテンツを楽しみたいと考えるドライバーが実に多い。

となるとスマホのミラーリングを行えるようにするか、またはストリーミングデバイスをカーオーディオシステムに接続できるようにするか、このどちらかを実行すべきだ。

で、それらをするには愛用のメインユニットに「HDMI入力端子」が備わっている必要があるが、それが装備されていない場合には手がなくなる……。

と思いきや、音の専門店ならそれらに変わる接続法や手段を知っている。音の専門店はここに関しても知識と技術を豊富に有しているので、クルマごとの状況に合わせた的確で確実なやり方を提案し実行してくれる。

今回は以上だ。次回以降も音の専門店のバリュー解説を続行する。お楽しみに。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る