オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表

ブラバス XL 800
ブラバス XL 800全 6 枚

BRABUS(ブラバス)は、オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る究極のメルセデスベンツ『Gクラス』、ブラバス『XL 800』を欧州で発表した。

メルセデスAMG『G63』をベースに開発されたこの高性能オフローダーは、特別設計のBRABUSサスペンションシステムとポータルアクスルにより、地上高470mmという圧倒的な走破性を実現している。

ブラバス XL 800ブラバス XL 800

800hpを誇るツインターボV8エンジンを搭載し、未開の地も世界で最も洗練された大通りも自在に走破できる性能を備える。露出したカーボン製WIDESTARボディワークから手縫いのスレートグレーBRABUSマスターピースインテリアまで、あらゆるディテールが絶対的な自信を漂わせている。

外観は、フロントとリアに特徴的なワイドフェンダーフレアを持つBRABUS WIDESTARエクステリアコンセプトで圧倒的な存在感を放つ。これらは完全に露出したカーボンファイバーで製作されている。BRABUSフロントフェイシアも同じコンポジット素材から生産され、4500kgの牽引力を持つウインチをフロントに組み込んでいる。

エンジンは4リットルV8ツインターボで、6600rpmで588kW/800hpを発生し、3600rpmで最大トルク1000Nmを発揮する。排気システムには車両の両側に2本ずつのBRABUSステンレススポーツエキゾーストパイプを備え、露出したカーボンサラウンドで縁取られている。このエキゾーストシステムの特徴は、選択した走行モードに応じて、控えめな「カミングホーム」モードでささやくように、または「スポーツ」ポジションで非常に力強い排気音を生み出すアクティブサウンドマネジメント機能だ。

ブラバス XL 800ブラバス XL 800

インテリアはスレートグレーレザーで仕上げられたマスターピース仕様となっている。ドアパネルの内側、フロアマット、ダイナミカヘッドライナーのレザーセンターストリップ、シートのセンターセクションに精密に施された「ダブルキューブ」キルティングを採用した。シートの最適な温度管理を確保するため、このパターンを施したシート表面は緻密な精度で穿孔処理も施されている。

BRABUSエンジニアとデザイナーは、XL 800の開発において最大限のオフロード性能を最優先事項とした。地上高470mmと極めて有効な最大アクスルアーティキュレーションを実現するため、特別なポータルアクスルサスペンションシステムを開発。このサスペンションには、スポーティな8スポークデザインとBRABUS特有のオールブラック仕上げが特徴のBRABUS Monoblock Z/HDハイエンドホイールを組み合わせている。

ブラバス XL 800ブラバス XL 800

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る