ヤマハ公式「夜のミーティング」に650名のファン集結! 人気バイク『MTシリーズ』の魅力を語り合う

5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」
5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」全 46 枚

バイクが気持ちいい季節の到来だ。ファンイベントも多く開催される中、ヤマハは「夜のファンミーティング」で独自色を打ち出す。10日夜、「The Dark side of Japan Night Meeting」が東京・台場で開催され、ヤマハオーナー、『MTシリーズ』オーナーをはじめ約650名を超えるバイク好きが集まり、イベントを楽しんだ。

ヤマハは、新たなバイクファン創出に向けリアルイベントの開催に注力している。全国でのカフェミーティングイベントを2025年は6会場で開催するほか、10月18日には恒例のファンファンイベント「My Yamaha Motorcycle Day 2025」を宮城県のサーキット「スポーツランドSUGO」で開催することも発表している。

5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」

そんな中、MTシリーズの中核モデル『MT-09』が発売から10周年を記念し、昨年2024年に初開催されたのが「The Dark side of Japan Night Meeting」。東京・台場のカートサーキット場「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」に500台ものMTシリーズオーナーやヤマハファンたちが集まった。

MTシリーズはグローバルで人気のネイキッドバイクで、ヤマハの主力商品シリーズのひとつ。エントリーは『MT-125』から、『MT-25』『MT-03』『MT-07』『MT-09』そしてフラッグシップの『MT-10』と、幅広い排気量をラインナップする。軽快なハンドリングや、シリーズ共通の都会的・未来的なスタイリングを特徴としており、初めてのバイクとして選ぶユーザーも多い一方で、最新の自動変速システム「Y-AMT」を搭載するなど、ベテランライダーを唸らせる魅力も備える。

5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」

そんなMTシリーズはグローバル共通のコミュニケーションとして「Dark side of Japan」をキャッチコピーに、「夜の東京」をイメージさせるビジュアルとともにその魅力をアピールし続けている。その世界観を本場である東京で、ファンに体感してほしいという思いから生まれたのがこのナイトミーティングだ。2年目となる今年は、午前中の雨で集客が心配されたもののお昼には晴れ上がり、全国から500台、約650名のファンが駆けつけヤマハ愛を語り合った。

会場には、2月に発表された新型『MT-07』をはじめ最新のMTシリーズが展示。夜のイベントらしくプロジェクションマッピングで照らされた展示スペースでは、またがり試乗をしながら記念撮影する姿が多く見られた。オリジナルグッズも販売されていたが、開場から1時間ほどで約140着を用意したというTシャツは完売に。ヤマハ関係者も「想像以上の人気。来年ももっと皆さんに喜んでもらえるような仕掛けを用意したい」と意気込む。

5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」

カートサーキットのコース上に並んだ来場者のMTシリーズやヤマハ車は色とりどり。思い思いのカスタムを楽しんでいる様子がうかがえた。ツーリングバッグをフル装備したMT-07で来場した男性は、イベントのために山形県から駆けつけたという。以前はホンダ車に乗っていたが、ヤマハ販売店が公開しているレビュー動画を見てMTシリーズに興味を持ち、MT-03を購入。より大きな排気量を求めて3年前にMT-07を購入した。「山形では冬は全く乗れない。ツーリングシーズンになるとどこまででも走りに行きます」と話してくれた。

会場に近い川崎に住む若い夫婦は、奥様の趣味でアニメ『エヴァンゲリオン』の“弐号機”カラーに塗装した車両で来場。こだわりの色分けは奥様からの指示で、ご主人がお手製で塗装したという。「実はMT-09も納車待ちなんです。次はガンダムカラーにするかも」と話しており、来年のナイトミーティングでのお披露目が楽しみだ。

アニメ『エヴァンゲリオン』 の“弐号機”カラーと顔を再現アニメ『エヴァンゲリオン』 の“弐号機”カラーと顔を再現

「ヤマハらしいアクティビティで感動創造に取り組む」とするヤマハは、さまざまな場所、仕掛けでリアルなつながりを提供する。カフェミーティングイベント「My Yamaha Motor café」は、5月31日の富山を皮切りに、全国6箇所で開催。

「My Yamaha Motor café」
5月31日 富山・道の駅 ウェーブパークなめりかわ(滑川市中川原410)
6月28日 北海道・道の駅 さらべつ(河西郡更別村字弘和464番地1)
6月29日 北海道・ハーブガーデン富良野(空知郡上富良野町 西3線北27号)
8月2日 福岡・道の駅 むなかた(宗像市江口1172番地)
9月6日 埼玉・般若の丘公園(旧バイクの森)(秩父郡小鹿野町般若)
9月27日 愛媛・道の駅 多々羅しまなみ公園 第2駐車場(今治市上浦町井口9180-2)

さらにその集大成ともいえる一大イベント「My Yamaha Motorcycle Day 2025」が10月18日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。いずれのイベントもヤマハ車オーナーやファンだけでなく、あらゆるバイクファンが参加可能。ツーリングの目的地や休憩ポイントとして立ち寄ってみてはいかがだろうか。

5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」5月10日、東京・台場で開催されたヤマハ「The Dark side of Japan Night Meeting」

※来場者数情報がアップデートされたため修正いたしました。

《宮崎壮人》

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