ボルボ、10年ぶりにダンプトラックをモデルチェンジ…オフロード性能を強化

ボルボの新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」
ボルボの新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」全 2 枚

ボルボ・グループ・ジャパンは、約10年ぶりとなるフルモデルチェンジを施した新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」6種を5月より順次発売すると発表した。

第一弾として「A35」「A40」「A45」を5月より先行販売し、7月以降に「A25」「A30」「A60」を発売する。

新型ダンプトラックは、同社の強みである悪路走行時の高い操縦性と直進安定性がさらに進化し、優れたオフロード性能を発揮する。土砂や砕石を降ろす「ダンプ操作」が電子制御化されたことで、よりスムーズかつ安全な作業が可能になった。

キャビンは全面的に刷新され、広い出入口と全面ガラス窓、高性能カメラの採用によりオペレーターの安全性と快適性が大幅に向上している。また、路面状況に応じた6輪駆動と4輪駆動の自動切替機能や下り坂での速度制御機能が標準装備された。

ボルボの新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」ボルボの新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」

整備性においても大きな進化が見られる。ボンネット部に整備箇所をまとめて配置することで運用と保守の工数・コストを削減。さらに専用エンジンオイルと高性能フィルタの採用により、エンジン整備間隔は1000時間となり、稼働時間の最大化を実現した。

「ボルボ・コ・パイロット・ディスプレイ」が提供する「オンボード計量付ホールアシスト」機能を利用すれば、積載量情報をリアルタイムで把握できるため、積み戻しや過積載を防止し、生産性と燃費の向上に貢献する。

日本国内での販売は、山崎マシーナリー株式会社(静岡県磐田市)と第一東洋株式会社(岡山県岡山市)の正規ディーラー2社を通じて行われる。

《森脇稔》

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