ホンダ、世界初の量子状態読み出し技術を開発…電池素材の開発を加速

本田技術研究所
本田技術研究所全 1 枚

ホンダの研究開発子会社の本田技術研究所と、テラスカイグループの量子コンピューター専門企業Quemixは、世界初となる「量子状態を読み出す新技術」の開発に成功した。

この技術は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた電池素材開発の加速に貢献すると期待されている。

ホンダは2050年に全ての企業活動を通じたカーボンニュートラル実現を目指しており、その一環としてエネルギー部材の研究に取り組んでいる。材料研究には分析が不可欠だが、従来のコンピューターでは膨大な計算リソースが必要となるため、高速計算が可能な量子コンピューターの活用を検討してきた。しかし、量子状態を読み出す際に量子状態が壊れてしまい、読み出し回数が増加して時間がかかるという課題があった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  4. 「所有欲がそそられる」色彩を一新したネオレトロな『W230』が話題に、ライダーからはある要望も?
  5. アップガレージ、姫路にライダース店併設…9月5日オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る