ツリーベルは、テクニカが開発したAI中古車取引最適化ソリューション「AIVALUE」の提供を開始した。特許出願中の独自AI技術により、マーケット情報や自社の実績データを学習・解析し、属人的な価格判断に一貫性をもたらすという。
「AIVALUE」は中古車販売・買取業者やリース・レンタカー事業者など、中古車ビジネスに関わる事業者を対象に、取引の効率と透明性を高めるAIソリューションだ。特許出願中の独自AI技術により、マーケット情報や自社の実績データを学習・解析し、属人的な価格判断に一貫性をもたらす。整備コストや販売想定価格を含めた概算見積の自動化も可能で、データドリブンな仕入れ・販売戦略を実現する。
日本の中古車市場はオンライン取引の拡大で急成長し、データ活用が競争力の鍵となっている。特に年間1万台以上を扱う大手事業者では、査定基準の標準化、市場変動への即応体制の確立、価格予測の精度向上が課題となっている。