ルノーグループとイタリア高速道路、EV充電インフラ拡大へ…戦略的提携を正式合意

ルノーグループとイタリア高速道路会社(ASPI)が戦略的提携を正式合意。イタリア国内で急速充電インフラを拡大
ルノーグループとイタリア高速道路会社(ASPI)が戦略的提携を正式合意。イタリア国内で急速充電インフラを拡大全 1 枚

ルノーグループとイタリア高速道路会社(ASPI)は、戦略的提携の正式合意を発表した。この提携は2025年1月14日に枠組み合意が締結され、必要な規制当局の承認を経て正式に確定した。

提携の一環として、ルノーグループのモビリティブランド「モビライズ」は、ASPIの子会社「Free To X」の株式を取得した。両社はイタリア国内における急速充電インフラの開発を目指している。モビライズはASPIの高速道路ネットワーク外での充電インフラ展開を担当し、ASPIは自社高速道路ネットワーク上の充電インフラの管理を継続する。

Free To Xはイタリアの高出力充電(HPC)市場のリーダーであり、主に高速道路や主要拠点に110以上の充電ステーションを展開している。これらのステーションは再生可能エネルギーで稼働し、最大400kWの電力を供給、すべての電気モビリティサービスプロバイダーが利用可能だ。ASPIの高速道路ネットワーク上のステーションは平均約50km間隔で設置されており、欧州の目標を上回っている。


《森脇稔》

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