スズキとフェリス女学院大学、「自動運転車の報知音」デザインを共同研究

開発した報知音を車から流し有効性を検証
開発した報知音を車から流し有効性を検証全 2 枚

フェリス女学院大学の中西宣人准教授とスズキの横浜研究所が連携し、レベル4自動運転車の動作や状態を外部に伝える報知音の共同研究を実施した。

この研究で開発された報知音は、浜松市の自動運転実証実験「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」で実際に使用されている。

レベル4自動運転とは特定条件下における完全自動運転を指す。ドライバーレス車両では、車両自体が「停車を知らせる」「左右に曲がることを知らせる」など、外部とコミュニケーションをとる必要がある。このような人と機械とのコミュニケーションを実現する仕組みは「ヒューマンマシンインターフェース(HMI)」と呼ばれている。

研究チームは、視覚障がい者や見えにくい状況下の利用者にも配慮し、報知音をデザインする上で重要な点として、安全性の伝達、親しみやすさ、親切な乗り物としての印象、先進性と明瞭な情報伝達、の4つを特定した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る