スズキとフェリス女学院大学、「自動運転車の報知音」デザインを共同研究

開発した報知音を車から流し有効性を検証
開発した報知音を車から流し有効性を検証全 2 枚

フェリス女学院大学の中西宣人准教授とスズキの横浜研究所が連携し、レベル4自動運転車の動作や状態を外部に伝える報知音の共同研究を実施した。

この研究で開発された報知音は、浜松市の自動運転実証実験「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」で実際に使用されている。

レベル4自動運転とは特定条件下における完全自動運転を指す。ドライバーレス車両では、車両自体が「停車を知らせる」「左右に曲がることを知らせる」など、外部とコミュニケーションをとる必要がある。このような人と機械とのコミュニケーションを実現する仕組みは「ヒューマンマシンインターフェース(HMI)」と呼ばれている。

研究チームは、視覚障がい者や見えにくい状況下の利用者にも配慮し、報知音をデザインする上で重要な点として、安全性の伝達、親しみやすさ、親切な乗り物としての印象、先進性と明瞭な情報伝達、の4つを特定した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る