BYDはチリ市場において、同国初となるプラグインハイブリッド方式の四輪駆動ピックアップトラック『SHARK(シャーク)』の販売を開始したと5月16日に発表した。
SHARKは、BYDが独自開発したDMO電動オフロードプラットフォームを採用している。複雑な地形に対応するよう設計され、オフロード性能を確保しながら、乗り心地、安全性、エネルギー効率も両立させている。
チリ初となるDMOアーキテクチャベースのプラグインハイブリッド4×4ピックアップとして、従来の内燃エンジン搭載のピックアップを超える新しい体験をユーザーに提供する。
動力システムは、縦置き1.5Tエンジンと前後デュアルモーターを組み合わせ、常時電気四輪駆動を実現。さらに前後ダブルウィッシュボーン式独立サスペンションシステムを採用している。優れたオフロード性能に加え、DMOプラットフォームは従来の燃油ピックアップを大きく上回るエネルギー効率を実現している。
BYDは今回の新エネルギーピックアップトラック発売により、チリにおける製品ラインナップをさらに拡充。今後もチリ市場に革新的な車種と先進技術を導入し、地元ユーザーのグリーンモビリティ選択肢を豊かにしていく方針だ。