自動運転技術を手がける中国のWeRideは、中東初となる完全無人ロボタクシーの試験運行をアブダビで開始すると5月16日に発表した。
今四半期(4~6月)から、WeRideのロボタクシー車両が安全ドライバーなしで公道を走行する予定で、これはアブダビのスマートモビリティ推進における重要な節目となる。
この新たな段階の一環として、WeRideはロボタクシーのサービスエリアをアブダビの需要の高い2つの島にも拡大する。アブダビのグローバル金融ハブであるアブダビ・グローバル・マーケットがあるアルマリヤ島と、活気ある住宅・ライフスタイル地区であるアルリーム島だ。これらの新エリアは、2021年からヤス島、サアディヤット島、ザイード国際空港への路線で安全にサービスを提供してきた既存のロボタクシーネットワークを基盤としている。