ティアフォー、サイバーセキュリティコンサルティング実施…空港での自動運転バス実証実験に向けて

ティアフォーの自動運転機能対応の新型EVバス『Minibus 2.0』(参考)
ティアフォーの自動運転機能対応の新型EVバス『Minibus 2.0』(参考)全 1 枚

イスラエルのサイバーセキュリティ企業のPlaxidityX(プラクシディティ エックス)は、自動運転を手がけるティアフォーに対し、サイバーセキュリティコンサルティングサービスを実施したと発表した。

ティアフォーは2024年6月、日本国内の空港におけるターミナル間旅客輸送を目的とした低速自動運転バスの実証実験を行う政府プロジェクトに採択されている。この実証実験開始にあたっては、国連規則UN-R155およびISO/SAE 21434標準への適合証明が重要な前提条件となっていた。

PlaxidityXは、ティアフォーのサイバーセキュリティ対策の現状と規制要件とのギャップ分析を実施し、特定されたギャップを解消するためのカスタマイズされたサービスパッケージを提案・提供した。このパッケージには、サイバーセキュリティプランの策定、脆弱性監視やインシデント対応といった継続的サイバーセキュリティ活動、サイバーセキュリティ・インターフェース・アグリーメント(CIA)、テスト計画、TARA(脅威分析およびリスク評価)支援、サイバーセキュリティケースおよび検証レポートの作成支援などが含まれる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  2. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  3. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る