“クセ強”顔で富裕層のハートを掴むか? 1600万円級のアウディ『Q9』、最終デザイン予想

アウディ Q9 市販型の予想CG
アウディ Q9 市販型の予想CG全 11 枚

アウディは現在、ブランド史上最高級のクロスオーバーSUVとなる『Q9』を開発中だ。BMW『X7』やメルセデスベンツ『GLS』など既存の高級SUVは、ヨーロッパよりも北米、中東、中国で大きな成功を収めており、Q9はこれら先行モデルからシェアを奪う!

“クセ強”顔のアウディ『Q9』予想デザインとプロトタイプ

Nikita Chuicko/KOLESA RUから提供された最終デザインの予想CGは、X7やGLSと同様に、堂々とした体型をしており、見た目でもQ7より大きい。

他のアウディモデルや多くの他社最新モデルと同様に、フロントエンドは大きなグリルが特徴で、X7のキドニーグリルよりも大きい。Q7と比較してもっとも大きな違いは、上下二段のスプリットヘッドライトの採用だろう。X7を彷彿させるが、下部のメインライトユニットはより大型化されている。

側面を見ると、傾斜したルーフラインと角張ったDピラーのおかげで、X7よりも少しスポーティに見える。後部で興味深いのは、目を引くLEDテールライトと、ライトバーにきれいに流れ込む後輪の上の膨らみだ。これらのライトの形状は『MG 4 EV』のライトを連想させるが、より高級感がある。また、Q7にはリフトゲートにナンバープレートのくぼみがあるのに対し、Q9のナンバープレートはリアバンパーに取り付けらることも特徴だろう。

Q9に搭載可能なパワートレインの詳細は現時点では情報が限定的だが、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドのオプションがいくつか用意されるはずで、その中には、4.0リットルV8ツインターボエンジンを搭載する、最上位モデルの「SQ9」の可能性がある。

アウディのフラッグシップSUV、Q9は、2026年前半、おそらく中国の主要なモーターショーでワールドプレミアされることが有力視されている。しかし、ただでさえニッチなフルサイズSUVのうえ、ベースモデルのオプションなしで1600万円超えという価格、さらにクセが強いフロントデザインなど、後発のQ9がどの程度受け入れられるのか注目される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る