世界初の自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を推進する国際業界団体「The Autoware Foundation」(オートウェア財団)は、高速道路および市街地におけるエンド・ツー・エンド(E2E)自動運転の実証公開を行うと発表した。
同財団は、自動車メーカー、半導体メーカー、スタートアップ企業、研究機関など多様な組織体が参画しており、国際的な技術共創の基盤がさらに強固なものとなっている。加盟企業・団体は100社を超えた。
こうした成長を背景に、同財団では組織としてのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を再定義した。新たなミッションは「モビリティと社会における安全性とその先を推進する中立で信頼されるハブを共創する」、ビジョンは「社会に関与し発展させるグローバルに信頼される自動運転システム用オープンソースソフトウェアを構築する」とし、オープンソース、協調、実装準備完了、最先端という4つのコアバリューを掲げた。