ボッシュは、6月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される「第38回オートサービスショー2025」に出展する。今回のテーマは「次世代モビリティとともに歩む整備機器」。電動化や自動運転技術などの進展に対応した最新の自動車整備機器を多数紹介する。
展示される製品には、先進運転支援システム(ADAS)対応のエーミング機器「DAS3000」、事故時の衝突記録を解析する「CDR900」、OBD検査認証を取得した「KTSシリーズ」、最新バッテリー技術に対応する「BAT6120」などが含まれる。これらは自動車整備の未来に必要とされるソリューションだ。
ブースでは各製品に関連した約30分のプレゼンテーションを実施し、来場者と直接交流しながらサービス業務の効率化や品質向上に貢献する提案を行う。さらに、整備業界の最新動向と対策をテーマにしたセミナーも開催予定で、実務に役立つ内容が提供される。
オートサービスショーは日本自動車機械工具協会が主催し、東京ビッグサイトの東1・2・3ホールおよび屋外展示場で行われる。
ボッシュは日本国内で自動車用パーツの開発・製造・販売を展開し、2023年の売上高は約4200億円、従業員数は約6400人にのぼる。世界的には2024年に約41万7900人の従業員を擁し、売上高は約14兆8000億円に達している。技術革新を通じて自動化や電動化、デジタル化を推進し、持続可能な社会の実現を目指している。
今回の展示は、ボッシュの技術力と次世代モビリティに対応した整備機器の最新動向を示す重要な機会となる。来場者は最新の製品やサービスを直接体験し、今後の整備業務に役立てることが期待されている。