BASF、EV向け新素材発表…高電圧コネクタの耐久性と安全性を大幅改善

KOSTAL Kontakt Systeme社が大電流モジュール用高電圧コネクターKS22 Class 4のいくつかの部品にBASFのPPA Ultramid Advanced Nを採用
KOSTAL Kontakt Systeme社が大電流モジュール用高電圧コネクターKS22 Class 4のいくつかの部品にBASFのPPA Ultramid Advanced Nを採用全 1 枚

ドイツの化学大手BASFは、電気自動車向けの新素材「ウルトラミッド・アドバンスト N3U42G6」を発表した。この製品は非ハロゲン系難燃剤を含むポリフタルアミド(PPA)で、電気・電子部品における金属接点の電気腐食を最小化する。

新素材は電気自動車のインバーターやDC-DCコンバーター、バッテリーなどの高電圧コネクタの安全性と耐久性を向上させる。幅広い温度範囲での高い強度と剛性、優れた耐薬品性と寸法安定性を持ち、温暖で湿潤な環境で使用される薄肉高電圧コネクタの堅牢性と信頼性を高める。

自動車部品メーカーのコスタル・コンタクト・システムズ(ドイツ)は、高電流モジュール用高電圧コネクタ「KS22 クラス4」の複数部品にこの新素材を採用した。同コネクタは性能クラス最小サイズを実現し、薄肉での良好な流動性により小型化と設置スペース節約を可能にする。

ウルトラミッド・アドバンスト N3U42G6は、特に高温での電気絶縁性が脂肪族ポリアミドを上回る。また破断時伸びが高く、部品組み立て時の応力白化を防ぐ。これにより自動車メーカーは電気絶縁性と機械的特性の最適な組み合わせを持つコスタル製高電圧コネクタの安全で長期的な性能に信頼を置けるという。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  2. 最新安全装備との両立を実現…ダムドが『ジムニーノマド』2型・『ジムニー/シエラ』5型向けカスタムパーツを同時発売
  3. 日産の株価が3日続伸…国内生産台数100万台へ
  4. JFEスチール、新型炉の稼働で環境負荷低減に…今週のビジネス記事ランキング
  5. ホンダ『シビックタイプR HRC』は2027年登場か…“究極のFF”が市販化の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る